LP制作(LP作成)の副業とは?未経験からの始め方と募集の探し方
2026.10.14(水)
本業で身につけたデザイン・コーディングスキルをお持ちの方や、新しい領域の知識を習得して自身のキャリアの幅を広げたいとお考えの方にとって、LP(ランディングページ)制作・作成の副業は非常に魅力的な選択肢です。
ここでのLPとは、商品やサービスの購入、問い合わせなどを目的とした縦長のWebページを指します。
インターネット広告市場の拡大に伴い、企業が新商品を出すたびにLPが必要になるため、LP作成の需要は年々高まっています。
今回の記事では、需要が絶えないLP作成の副業の募集の探し方について詳しく解説します。
LP制作の副業がビジネスパーソンにおすすめな理由
LP作成はWeb制作の基礎スキルが詰まっており、未経験からでも学習を始めやすいのが特徴です。
本業と両立しながらスキルを身につければ、収入源としてだけでなく、将来のキャリアを広げる大きな資産になるでしょう。
ここでは、なぜビジネスパーソンにおすすめするのか、理由を深掘りして解説していきます。
本業のビジネススキルを活かせる
LP作成は、単にきれいなデザインを作れば良いわけではありません。
「誰に」「何を」「どのように」伝えて行動を促すかという、マーケティング視点が不可欠です。
普段の業務で培った顧客理解や提案力、論理的思考力といったビジネススキルは、効果的なLPを作る上で大きな武器になります。
クライアントの課題をヒアリングし、解決策としてLPを提案するプロセスは、まさにビジネスの現場そのものです。
技術的なスキルだけでなく、こうしたビジネススキルを掛け合わせることで、他の制作者との差別化を図れます。
未経験からでも段階的にスキルを習得しやすい
LP作成に必要なスキルは、Webサイト全体を構築する大規模な開発に比べて範囲が限定的です。
1ページの構成であるため学習範囲が明確で、未経験からでも比較的短期間で基礎を習得できます。
また、最初は「コーディングのみ」や「バナー作成のみ」といった部分的な作業から始め、徐々に「デザイン全体」「企画構成」へとステップアップしていくことが可能です。
自分のスキルレベルに合わせて募集を選べるため、無理なく経験を積んでいける点も魅力です。
本業との相乗効果でキャリアビルディングにつながる
副業で得たWeb制作やWebマーケティングの知見は、本業にも還元できます。
例えば、自社のWebサイト改善に意見を出したり、デジタルマーケティングの施策に関わったりと、本業での活躍の場を広げるきっかけになります。
逆に、本業で得た業界知識を副業のLP作成に活かすことも可能です。
このように本業と副業が相互に良い影響を与え合うことで、ビジネスパーソンとしての市場価値を高め、より強固なキャリアビルディングにつながります。
LP制作の副業で得られる収入とは
LP作成の副業でどのくらいの収入が得られるのかは、担当する工程やスキルによって大きく異なります。
ここでは、一般的な目安を紹介します。これはあくまで目安であり、スキルや経験、稼働時間によっても変動します。
| 工程 | 作業内容 | デザイン・コーディングのみの募集 | 企画から一貫して担当する募集 |
|---|---|---|---|
| 目的・ターゲット整理 | 誰に何を伝え、どう行動してほしいかを決める | 発注側が実施 | 担当する |
| 構成(ワイヤーフレーム) | 訴求の順番とページの骨組みを決める | 発注側が用意することが多い | 担当する |
| 素材準備 | 原稿・写真・ロゴなどを揃える | 支給される | 担当または手配 |
| デザイン | Figma等で見た目を作る | 担当する | 担当する |
| コーディング | HTML/CSS/JavaScript で実装する | 担当する | 担当する |
| 表示確認・修正 | スマホとPCでの表示崩れを直す | 担当する | 担当する |
| 公開作業 | サーバーやCMSへの反映 | 発注側が実施することが多い | 担当または立ち会い |
デザインやコーディングのみの募集
報酬は、多くの場合 1ページ(1本のLP)を単位とした成果物単位で決まります。
デザインデータをもとにコーディングだけを担当する形が最も小さく、デザインとコーディングの両方を任されるほど大きくなります。
同じ「1本」でも、ファースビューの制作があるか、原稿や素材が揃っているか、スマホ対応や計測タグの設定まで含むかで作業量は大きく変わります。見積もりの前に、この範囲を先方と揃えておくことが大切です。
デザイン工程で使うツールを知りたい方へ、気になる方は「今更聞けないFigmaの使い方とは?副業で収入を得るための基本を解説」を参考にしてください。
企画から制作まで一貫して担当する募集
クライアントの課題解決のための企画構成、ライティング、デザイン、コーディングまでを一貫して担当する場合、収入は大きく上がります。
設計の上流から任されるほど、報酬の水準は上がります。詰めると、「指示されたとおりに作る」のか、「訰求と構成を考えて、成果の改善まで見る」のかの違いです。
後者は、公開後の数字を見て改善案を出すまでを含む場合もあり、継続的な契約になりやすいのも特徴です。具体的な金額は募集ごとに異なるため、応募前に対応範囲とあわせて確かめてください。
公開後の運用まで任される場合は、「WordPress副業の探し方とは?求められるスキルも解説」を参考にしてください。
LP制作の副業に必要な3つのスキルと、+1で広がる領域
LP作成の副業を始めるためには、いくつかの専門的なスキルを身につける必要があります。
ここでは、特に重要となる代表的なスキルを4つ紹介します。
Webページの構造を作る「HTML/CSS」
HTMLはWebページの骨組みを、CSSは色や配置などの見た目を整える言語で、これらはWeb制作の基礎中の基礎であり、習得が不可欠です。
LP作成では、デザインを忠実に再現するコーディング能力が求められます。
まずはこの2つの言語を習得し、簡単なWebページを自分で作れるようになることが第一歩です。
ページに動きをつける「JavaScript」
JavaScriptは、Webページに動きをつけるためのプログラミング言語です。
LPでは、ボタンをクリックした時のアニメーションなど、ユーザーの目を引くために頻繁に使用されます。
LP制作の副業を始める段階では、必ずしも高度なプログラミングスキルは求められません。
まずはjQueryなどのライブラリを使い、基本的な動きを実装できるレベルを目指しましょう。
これにより、対応できる募集の幅が広がります。
ユーザーを惹きつける「Webデザイン」
デザインを担当する場合は、FigmaやAdobe XDなどのデザインツールの操作スキルが必要です。
しかし、ツールが使えるだけでなく、ユーザーにとって見やすく情報を伝えやすいデザインの基礎知識も求められます。
配色のルールやフォントの選び方、レイアウトの原則などを学ぶことで、説得力のあるLPを作れるようになります。
コーディングのみを担当する場合でも、デザインの意図を理解するために基礎知識はあると良いでしょう。
また、ペライチやSTUDIOといったノーコード/ローコードの制作ツールも選択肢になり、コードの習熟が浅い段階でも参入できるルートがあります。ただしツール任せでも、配色や情報設計などデザインの基礎知識は引き続き重要です。
気になるFigmaの使い方に関しては、「今更聞けないFigmaの使い方とは?副業で収入を得るための基本を解説」にて解説しておりますので参考にしてください。
対応範囲を広げる「WordPress・PHP」
HTML/CSSやJavaScript、Webデザインの基礎を一通り押さえたあとに視野に入れたいのが、対応できる募集の幅を広げるWordPressとPHPです。
WordPressはCMSとしてテーマカスタマイズや問い合わせフォーム連携を担い、PHPは動的処理やサーバーサイド連携を担当します。両者を扱えると、CMS上で運用されるLPや問い合わせ機能を備えたLPの募集にも対応できるようになります。
つまり、いきなりすべてを習得する必要はなく、HTML/CSSやJavaScriptの基礎を固めた上で、段階的に対応範囲を広げていけば良いということです。
WordPressを使った副業については、「WordPress副業の探し方とは?求められるスキルも解説」にて解説しておりますので参考にしてください。
未経験からLP制作の副業を始める方法
未経験からLP作成の副業を始めるための具体的な手順を解説します。
正しいステップを踏むことで、着実に副業デビューへと近づけます。
ステップ1:学習サイトやスクールで基礎知識を学ぶ
まずは、HTML/CSSやデザインツールの基礎を学びます。
Progateなどのオンライン学習サイトを使えば、独学でも基礎を身につけることが可能です。
より効率的に学びたい場合や、フィードバックが欲しい場合は、Webデザインスクールを利用するのも一つの手です。
学習期間の目安は、早い人で1ヶ月、通常は3ヶ月から6ヶ月程度です。
この時、インプットだけでなく実際に手を動かしてコードを書くなど、アウトプットを重視しましょう。
ステップ2:スキルを証明するためのポートフォリオを作成する
副業の募集に応募する際、必ずと言っていいほど求められるのがポートフォリオ(作品集)です。
未経験者の場合、実務実績がないため、架空のLPを制作するなどして自分のスキルを証明する必要があります。
ポートフォリオには、制作物の画像やURLだけでなく、「制作の意図」「工夫した点」「使用したツール・言語」などを詳しく記載します。
これにより、採用担当者にあなたのスキルレベルや仕事への姿勢を伝えることができます。
ステップ3:キャリアSNS「YOUTRUST」に登録しプロフィールを充実させる
スキルとポートフォリオの準備ができたら、副業を探すためのSNSに登録します。
ビジネスパーソンにおすすめなのが、キャリアSNS「YOUTRUST」です。
YOUTRUSTは、信頼できるつながりを通じて副業や転職のオファーが届くSNSです。
登録したら、まずはプロフィールを充実させましょう。
経歴やスキルだけでなく、副業への意欲を「検討している」などに設定すると、スカウトを受け取りやすくなります。
ステップ4:YOUTRUSTで気になる募集を探し「話を聞きたい」を押す
YOUTRUSTの「募集」タブから、LP作成に関連する募集を探します。
この時、「Webデザイン」「マーケティング」などの職種で検索すると見つけやすいです。
気になる募集があれば、気軽に「話を聞きたい」ボタンを押してみましょう。これは正式な応募ではなく、カジュアル面談を希望する意思表示です。
企業からメッセージが届けば、面談で詳細を聞くことができます。
クラウドソーシングや副業エージェントといった他チャネルと比較すると、YOUTRUSTはつながりベースで信頼性の担保された関係から始められる点に特徴があります。
「話を聞きたい」からカジュアル面談に入れるため、条件や雰囲気のミスマッチを早い段階で確認できます。他チャネルを否定する必要はなく、自分のスタイルに合わせて使い分ける選択肢の1つと捉えると、募集探しの幅が広がります。
自分に合うオファーに出会うためのYOUTRUST活用方法
YOUTRUSTを活用して、より確実にLP作成の副業を見つけるためのポイントを紹介します。
ただ待っているだけでなく、積極的に情報を発信し、信頼を積み重ねることが重要です。
自己紹介やスキル・経験を詳しく記入する
プロフィールはあなたの「顔」です。
自己紹介欄には、これまでの経歴に加え、LP作成でどのような貢献ができるかを具体的に書きましょう。具体的には、「HTML/CSSでのコーディングが可能です」「Figmaを使ったデザインが得意です」など、できることを明確にします。
また、ポートフォリオのURLをプロフィールに記載しておくことも忘れずに。
採用担当者がすぐに実績を確認できるようにしておくと、マッチングの確率が高まります。
つながりを増やし、信頼できる人からスカウトを受け取る
YOUTRUSTは「友達の友達」までつながりが広がる仕組みです。そのため、まずは同僚や友人とつながり、ネットワークを広げましょう。
つながりが多いほど、あなたのプロフィールが多くの人の目に留まるようになります。
さらに、友人や同僚に「紹介コメント」を書いてもらうのも効果的です。
「マーケティング」「Webデザイン」などの職種から募集を探す
LP作成の募集は、「Webデザイナー」だけでなく「マーケター」や「ディレクター」といった職種で出されていることもあります。
職種を限定せず、幅広いキーワードで検索してみるのがおすすめです。
また、募集内容に「副業可」「土日稼働OK」などの記載があるかどうかも確認しましょう。
自分のライフスタイルに合った働き方ができる募集を見つけることが、長く続けるコツです。
LP制作の副業を始める前に知っておくべき注意点
副業を始めるにあたって、トラブルを避けるために知っておくべき注意点がいくつかあります。
事前に確認し、安心して副業に取り組める環境を整えましょう。
本業との両立は可能か、稼働時間を確認する
LP作成は納期がある仕事が多いため、スケジュール管理が非常に重要です。
本業が忙しい時期と重なると、どちらも疎かになってしまうリスクがあります。
平日の夜や土日にどのくらいの時間を確保できるのか、現実的な稼働時間を把握しておきましょう。
無理のない範囲で受注し、クライアントに迷惑をかけないよう調整することが、信頼獲得につながります。
本業との両立を叶えるための時間管理術に関して、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので参考にしてください。

加えて、副業に取り組むビジネスパーソンが増えたことで、LP作成希望者も以前より多くなり、供給側の競争が強まっています。そのため、本業で培った業界知識や対応スピード、提案力など自分なりの強みを打ち出さないと、募集を獲得しにくくなってきています。逆に言えば、差別化軸を明確にできれば、安定して募集を獲得しやすくなり、結果として収入を得られる機会も広がります。
副業で一定の所得があれば確定申告が必要になる
副業の年間所得(収入から経費を引いた額)が20万円を超える場合、所得税の確定申告が必要です。
一方、本業で年末調整を受けている場合、副業の年間所得が20万円以下であれば所得税の確定申告は原則不要です。

ただし、住民税の申告は別途必要になる場合がありますので、お住まいの自治体へお問い合わせください。
また、医療費控除などを受けるために確定申告をする場合は、副業の所得が20万円以下でも合わせて申告する必要があります。
後々のトラブルを防ぐためにも、税金周りのルールはしっかり確認しておきましょう。
住民税の支払いについては、こちらの記事で詳しく解説しておりますので参考にしてください。

勤務先の就業規則で副業が認められているか確認する
副業を始める前に、必ず本業の就業規則を確認してください。
「副業禁止」の規定がある場合や、事前の「許可」や「届出」が必要な場合があります。
特に、本業と競合する内容の副業や、情報漏洩のリスクがある場合は認められないことがあります。
無用なトラブルを避けるためにも、会社のルールに従って正しく手続きを行うことが大切です。
LP制作の知識・スキルを学んで副業を始めよう
LP作成の副業は、収入を得るだけでなく、ビジネスパーソンとしてのスキルを高め、キャリアの可能性を広げる素晴らしい機会です。
未経験からでも、正しいステップを踏めば着実に実績を作ることができます。
まずはYOUTRUSTに登録して、あなたの可能性を広げる第一歩を踏み出してみませんか。
信頼できるつながりの中で、あなたにぴったりの副業が見つかるはずです。

LP制作の副業についてよくある質問
Q. デザインだけ、コーディングだけでも引き受けられますか?
工程を分けた募集もあります。デザインデータをもとにコーディングだけを担当する形、逆にデザインのみを任される形など、対応範囲に幅があります。
最初は得意な工程だけで始めて、後から範囲を広げる進め方がしやすい仕事です。
Q. 未経験からだと、どれくらいの準備が必要ですか?
この記事では、学習に1〜6か月を目安とし、その後に架空のLPでポートフォリオを作る進め方を紹介しています。
実績がないうちは、制作物とあわせて「なぜそのデザインにしたか」を記すと伝わりやすくなります。
Q. 本業と両立するとき、気をつけることは何ですか?
納期と修正対応の時間を見込んで引き受けること、勤務先の就業規則を確かめること、副業の所得が年間20万円を超えたときの確定申告です。
確定申告の方法については、「副業の確定申告はいつ必要?所得区分・経費・青色申告まで徹底解説」にて解説しておりますので参考にしてください。









