wellday・加藤 光咲さん|お試し副業からPdMとして転職
2025.12.1(月)
YOUTRUSTをきっかけに転職先・副業先が決まったなどのキャリアの変化やキャリア観の変化、また、YOUTRUSTがきっかけとなり生まれた“人とのつながり”などに焦点を当てたユーザーインタビュー企画、「きっかけはYOUTRUST」。
今回お話を伺ったのは、YOUTRUST経由で株式会社wellday(以下、wellday)に転職をした加藤光咲さんです。
もともと株式会社サイバーエージェント(以下、CA)で、PdMとして活躍していた加藤さん。やりがいのある仕事に尊敬できる先輩たちーー。そんな環境で働いていたから、一切転職は考えていなかったのだそうです。そんな彼女が、社員数10人以下のスタートアップに転職したきっかけは何だったのでしょうか?お話を伺いました。

加藤さんのYOUTRUSTページ
【YOUTRUSTきっかけで生まれた“つながり”】
株式会社wellday
「はたらく人を支え、それぞれの日々を彩る」をミッションに、早く・正しく組織の不調を検知し、改善のサイクルづくりを助ける『wellday』を提供しています。
企業に属する一人一人が自分らしく働ける環境を作ることが企業にとって最大の成果を生み、より良い社会につながると信じて日々挑戦しています。
「この人と働きたい」という気持ちが、転職意欲ゼロだった私を揺さぶった
加藤さんのこれまでの経歴を教えていただけますか。
加藤 光咲さん(以下、敬称略):2017年に新卒でサイバーエージェントに入社し、マッチングアプリ「タップル」の運営としてプロダクト開発、新規事業開発、マーケティングなど幅広い業務に携わっていました。
2021年4月にサイバーエージェントで働きながら現職のwelldayで副業をスタートし、2021年の12月に正式に社員としてジョインしています。
ジョインしてからはセールスやマーケティングなどさまざまな領域に携わって、現在はCSとPdMがメインです。
もともと社員としてのジョインを見据えて、welldayで副業していたのでしょうか。
加藤:いいえ。実は、転職するつもりはまったくなかったんです。CAでの業務はすごく楽しかったし、まだまだここで学びたいことも多いと思っていたので。
ただ、新卒からずっと同じプロダクトに携わっていたから、「私のスキルって、ここ以外で通用するのかな?」と漠然とした不安を感じていました。
そこで副業という形で自分のスキルを試してみようと思い、ご縁のあったwelldayに参画したんです。
そこから、なぜ転職することになったのでしょうか。
加藤:ありがたいことに、代表の牟田さんから「正社員としてジョインしないか」と誘ってもらって。
それでもしばらくは「まだCAでやりたいことがあるから」とお断りしていたんです。でも、副業を続ければ続けるほど自分の中でも迷いが生じてきて……。
私、とにかくwelldayのプロダクトが大好きなんです。従業員エンゲージメントを調査するプロダクトは他にもあります。でも、welldayほど従業員の体験に着目して、しっかりサポートの手を差し伸べることまでやりきっているプロダクトはないと思っているんです。
また、そのプロダクトを作っている人たちもすごく魅力的。特に牟田さんはジョインするかどうかわからない私に対して、いつも真剣に向き合ってくれました。
牟田さんほど「人を諦めない」人は、見たことないかもしれない。
人を諦めない人、とは。
加藤:人の可能性を信じ切る人なんです。クライアントや従業員の可能性に、徹底的に向き合い続けることができる人。
しかも、welldayではその牟田さんマインドが全社員に浸透しているんです。
ここまで誰かに寄り添える人たちが作るプロダクトなら絶対良いものになるし、そこに私も当事者として立ち会ってみたい。そんな気持ちが日に日に強くなっていきました。
失敗のたびに「ナイスチャレンジ!」と声をかけてくれる社風
最終的に入社を決めたきっかけは何だったのでしょう。
加藤:想像以上にスタートアップがギリギリの戦いをしていたから、ですかね(笑)。
現在welldayの社員は私含めて8人。一人採用できるかどうかが、事業の存続に直結するようなフェーズです。※取材当時
私が入らなかったら大好きなwelldayというプロダクトは、成長を止めてしまうかもしれない。それを運営している大好きな人たちとも働く機会を失ってしまうかもしれない。
それは嫌だと思い入社を決めました。
あとはサイバーエージェントで経験を積む中で、「よりワクワクすること」「よりヒリヒリする場所」を選択し続ければ、よりインパクトのある仕事が残せると実感していたから。
サイバーエージェントもタップルというプロダクトも大好きなんですけど、今の私にとってはwelldayがよりワクワク、ヒリヒリできる場所だと思ったんです。
社員数5,000人以上のメガベンチャーから8人のスタートアップへの転職は、ギャップも多かったのではないでしょうか。
加藤:それこそ、ヒリヒリ度が全然違いました(笑)。
CAではこぼれたボールを拾ってくれる人が必ずいるんです。何らかの事情で自分に与えられた業務をやらなくても、代わりにやってくれる人がいる。それが大企業の良いところなんですけどね。
でも、少数精鋭のスタートアップでは、自分のゾーンを越えてボールを拾っていかなきゃいけない。自分に与えられた仕事をこなすのは最低限のことで、それ以上のこともこなしていかないと事業が成り立たない。
しかも、たとえ経験したことのないものであっても、それなりのレベルが求められます。「未経験だからうまくできませんでした」って言い訳は通用しません。
「やったことないから」と言ってチャレンジしないままだと、事業はこれ以上成長しないですもんね……。
加藤:そうなんです。「私が動かないと会社が終わる」というヒリヒリ感がすごい。
サイバーエージェントからwelldayに転職するとき、そういったギャップはあるだろうなと覚悟して入ったつもりでしたが、実際には想像以上でした。
入社当初はそのギャップに慣れなくて、壁にぶつかりまくっていましたね。CAだと上司に確認したり、別の担当に相談していたようなことでも、welldayでは私が責任を持って判断しなきゃいけない。
そんな場面が急激に増えたのですが、「本当に私が決めちゃっていいのかな」と迷ってしまい、お客様に迷惑をかけてしまうことが多かったんです。
なかなかつらい時期だったのでは。
加藤:「お客様に迷惑をかけてしまった」という点では申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、牟田さんをはじめとした社内のメンバーからは、失敗をするたびに「ナイスチャレンジだったね」と声をかけてもらって。さらに、失敗を次に活かす方法を一緒に考えてくれるんですよね。
welldayに転職して約1年。信じられないような失敗もしてきました。でも、私がどんなに失敗をしても諦めずに可能性を信じてくれる社風だったので、ずっとワクワクしながら働けています。
もともとチャレンジ精神の強いタイプでしたが、welldayにジョインしてさらにリミッターが外れましたね(笑)。
YOUTRUSTは「やってみたかった」が叶う場所
改めて、welldayで副業をスタートしたときのことを教えてください。
加藤:はい。副業を探し始めたときに、YOUTRUSTの副業意欲のステータスを「積極的に検討中」に変更しました。

そうしたら、牟田さんからご連絡をいただいたんです。
牟田さんとはもともとお知り合いだったのですか。
加藤:以前、ボードゲームが好きな人達があつまる会で一緒になったことがあって。
そのときにYOUTRUSTを含めたいくつかのSNSで友達になったのですが、直接コンタクトをとったのは久しぶりでしたね。「めちゃくちゃ懐かしい人から連絡きた!」と思いました(笑)。
それでも、一度お会いしているからどういう方なのか、どういう事業をされているのかも分かっていたので、安心して副業を始められましたね。
現在は、採用担当としてもご活用いただいていると聞いています。
加藤:YOUTRUSTきっかけでCSメンバーがひとり入社してくれたんですよ!その方は、もともと業務委託でwelldayに関わっていたメンバーの友達だったそうです。
すでにある程度信頼関係ができている状態でジョインするから、関係構築するまでの期間も短いですよね。
「どんな人だろう」と詮索する必要がないというか(笑)。
welldayにはどんな人にジョインしてほしいですか。
加藤:一番は、ビジョンに共感してくれる人ですね。牟田さんを中心に、社員全員がビジョンを大事にしている会社なので。
あとは、人の可能性を信じている人。これからジョインされる方の可能性を私たちも信じ切るので、同じくらい私たちのことを信じてくれる人だと嬉しいです。
最後に、これからYOUTRUSTを活用したい読者にメッセージをいただけますか。
加藤:本当はやりたいことがあるのに自分にリミットをかけてしまっているのなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。そのきっかけを探せる場所がYOUTRUSTだと思います。
YOUTRUSTは、「実はやってみたかった」が叶うチャンスが見つかる、可能性に満ちた場所です。しかも、それが「友達の友達」という繋がりの中で探せるから、安心感もあります。
周りに副業先や転職先を探している人がいたら、「じゃあYOUTRUST使ってみなよ」って言っちゃいますね(笑)。
もし「やりたいこと」がはっきりしていなくても、副業意欲や転職意欲を変更したり、友達の投稿を見てみたりすることで、「ワクワクすること」が見つかるかもしれませんよ。





