Capy・太田 友理さん|副業期間のカルチャーマッチでCSへ挑戦
2025.12.1(月)
キャリアSNS「YOUTRUST」で、採用が決まった事例を紹介する「きっかけはYOUTRUST」シリーズ。
今回は、Capy株式会社(以下:Capy)でカスタマーサクセスとして副業から正社員として入社された太田友理さんと採用を担当した小池弾さんにインタビューしました。
最初の接点や、副業から正社員になるまでの経緯、副業から正社員で採用することに関する考えについておふたりに伺いました。
きっかけは、知り合いを増やそうと何気なく参加した「お茶会」
はじめに太田さんはCapyでどんな役割を担っていらっしゃるんですか。
太田:Capyで職種はカスタマーサクセス業務(以下:CS)を担当しています。2020年9月に副業先としてジョインして、正社員に切り替えたのは2021年の3月からです。
具体的な業務としては、今まで営業とエンジニアの方が主にやりとりしていた属人的にやっていた業務を仕組み化できるよう、CSの組織立ち上げを行なっています。
昨年9月頃に副業探しを始めたとのことですが、副業をやってみようと思ったきっかけや理由はありますか。
太田さん:コロナの影響で、リモートワークや休業日が発生して空き時間が生まれたので、副業を始めてみたいなという気持ちがありました。
今まで一度もやったことがなかったので、どこからみんな探しているんだろうと思っていた矢先に、たまたまTwitterで代表の岩崎さんに行き着いて、そこで初めてYOUTRUSTを知りました。
「こういうサービスあるんだ」と思って、ちょっと登録しておこうかなと。最初はユートラ内に友達が少なかったので、知り合いを増やそうぐらいの気持ちでいました。
Capy小池さんとの最初の接点を教えて下さい。
太田:YOUTRUST運営の方による「オンラインお茶会」がきっかけで、Capyと出会いました。
「オンラインお茶会に参加してみませんか?」と誘っていただき、ユートラ内での知り合いを増やしたいという気軽な気持ちで参加しました。
参加するまで、一緒の会に参加する方はお名前も企業も全く知りませんでしたね。
お茶会でご一緒したうちのお1人がCapyの小池さんでした。

お茶会の後、3回ほど面談をさせていただく中で「うちでCSとかやってみませんか?」と小池さんから提案をいただきました。
CSは未経験だったので、初めは頭になかったんですけどお話を聞いて「そういうジョブチェンジもありか」と思えたんです。
小池:僕もユートラを使い始めたぐらいだったので、最初お話しした時にはいきなりCSの話はしていなくて。副業を探しているなら、どんな機会をCapyが提供できそうか一度壁打ちしませんか?という感じで、面談を設定させてもらいました。
そのなかで現状の組織や課題をお伝えし、CSのポジション提案をしました。CSといっても、手を動かすよりは仕組み化してほしいと話して、任せたい業務をすり合わせました。
次の面談時には事業開発の責任者に会ってもらって、3回目でオファーさせていただいた形ですね。

積み重ねてきた経験が、未経験職種でのチャレンジに活きる
太田さんが未経験でもCSに向いていると思ったポイントはどこでしたか。
小池:当時、顧客対応からプロダクト開発までリードエンジニアにほとんどが集中する労働集約な構造になっており、なんとか仕組み化したいという組織課題がありました。
太田さんは、開発サイドとの連携経験やWEB制作の経験があり、組織を立ち上げて形作るのが得意な印象を受け、それがオファーの決め手でした。
あと、いい意味で営業っぽくない性格も向いてそうだと思いましたね。
太田さんに質問ですが、未経験であるCSに挑戦しようと決心できたのはなぜですか。
太田:これまではエンジニアや分析系の仕事をしてきたので、まだやったことがない業務で「本当に大丈夫かな」という不安はありました。
あと、勝手なイメージですがベンチャーなので結構若い方がいっぱいいてガツガツしてるのかなっていうのがあったんですけど、実際にCapyの事業部門や技術部門の方とお会いすると、若手だけではなく自分より年齢が上の方も在籍していて、年齢のバランスがいいなと思いました。
しかも、それぞれがちゃんとスキルを発揮できるように人間関係や環境を整えている印象を受けたので、この方達とだったらフラットに一緒にやっていけると思ってCapyで副業CSに挑戦してみようと決めました。
これまでの経験がCS業務に活きていると思うポイントがあれば教えて下さい。
太田:2つあります。
まずは前職でWEB制作の経験があるので、エンジニアが言っている内容を嚙み砕いてお客様に伝えられることです。あとは、数値から課題を見つけて施策立案するPDCAサイクルを回すことがCS業務でも活かされていますね。
まだ実行には至っていませんが、今後はMAツールを活用しながらお客様のボトルネックになっているところを数値分析して施策立案・実行をやってみたいと思います。
《Capy流》“副業体験”が組織作りに欠かせない理由

今年3月に副業から正社員に転向されたと聞きました。理由を伺えますか。
太田:正社員になりたいと決めたのが2020年の12月頃です。
そのまま副業形態を延長することもできたんですが「片手間では済ませられない」と、責任感を持ってコミットしたい気持ちが芽生えました。
また副業で働かせてもらう中で、Capyのカルチャーや組織づくりにも共感していました。
今後はフルコミットでこの組織に関わっていきたい想いが強くなり、正社員になることを決めました。
小池さんは、いつから正社員のお話を持ちかけようと思っていたんですか。
小池:前提として、Capyには副業と正社員の境目があまりないので、正直太田さんが副業っていう感じもなかったんですよね……。
12月ごろには組織に馴染んでいたのと、ミッションをしっかりこなしてくれていたので、そろそろ声をかけてもいいかなと思っていました。
「太田さん正社員にならないの?」という話もちらほら出ていたので僕から動きましね。
正社員になっても、副業だったときとのギャップは特にありませんか。
太田:そうですね、あまりギャップはないと思います。
全社会議のオールミーティングも雇用形態関係なくみんなが参加できるような感じですし、権限をいただいて業務を進めることもできていたので、正社員になるイメージはかなり持ちやすかったです。
小池:正社員じゃないと必要なデータベースへのアクセスを渡せない、といった企業も多いと思いますが、Capyでは副業だから権限を渡さないというのは、そもそもないんですよね。
雇用形態関係なくミッションに紐づけて適切な権限を設定することを大事にしているので、オールミーティングへの参加など全員が知るべきことはちゃんと伝えるというのは意識しています。
実際に副業から正社員になるケースは、太田さんが初めてですか。
小池:そうですね、僕が入社してからは太田さんが初めてです。
Capyの組織で大事にしているのは、ミッションのためにどういうカルチャーであるべきかを常に追求すること。だから、Capyのカルチャーや考え方を理解した上で正社員としてジョインしてくれたら嬉しいなと考えています。
弊社では選考プロセスの中で副業や業務委託を通じて数か月一緒に働くのを、原則マストのプロセスにしています。
YOUTRUSTを使っているのも、一般的な形式の選考や書類選考というより、副業や業務委託をはさんだ選考プロセスを踏みやすいからなんですよね。

正社員登用の前にあえて副業を挟むことで、働きぶりやミッションへの共感度が見れるのはミスマッチも減らせそうですね。
太田:個人的にはこれまでの転職活動や就職活動って、あまり成功体験をした感じがありませんでした。知らない人との面接が、得意じゃないなと思っていたんですよね。
今回が2回目の転職ですが、いきなり正社員で入らず事前に副業で働きぶりを見てもらえること・組織の内情を確認できることが自分には合っているなと感じました。
個人の価値観を大事にしてくれるという確信を持った上で、Capyへ入社を決断できてとても良かったと思います。
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