TRIVE GROUP・仁多見遼さん|副業で新規事業のアプリ開発に挑戦
2025.12.1(月)
YOUTRUSTがきっかけで、キャリアに変化があったYOUTRUSTユーザーに焦点をあてたインタビューシリーズ!
今回は「初めての副業」をYOUTRUSTで見つけた仁多見さんと、副業先の株式会社TRIVE GROUP児玉さんにお話を伺いました。
仁多見遼さん
アプリエンジニア
モバイルアプリ開発をアイスタイル、サイバーエージェントなどで手掛ける。20年12月から副業で、TRIVE GROUPで新規事業(動画サービス)のアプリ開発にゼロから携わる。
児玉和樹さん
株式会社TRIVE GROUP人事責任者
自分の経歴や情報を丁寧に見てくれている。その熱が伝わったスカウトメッセージ
仁多見さんは、今回が「初めての本格的な副業」だと伺いました。副業先のTRIVE GROUPは元々知っている会社だったんですか。
仁多見:実は全く知らない会社でした。ですが、YOUTRUSTに届いていたメッセージの中でも、TRIVE GROUPさんからのメッセージは、自分が書いた開発ブログを読んでくれたことが一目で分かる文面でした。
自分の性格上、細かいところを拾いに行くことが多いのですが、そういうところを求めていますという内容のメッセージで、自分のことをよく調べた上で連絡してくれたんだと、とても好印象だったんです。なので、知らない会社ではありましたが、ちょっと話を聞いてみようと思いました。
また事業内容を調べたら、本業でもやっている動画サービスが主な事業だったので、これまでの経験が活かせるかもしれないと期待できたのも、会おうと思った理由でしたね。

TRIVE GROUP 児玉:今の仁多見さんの話を聞けて、かなり嬉しいです!「ちゃんと刺さっていたんだ!」って。
お声がけするにあたっては、YOUTRUSTに記載があるご経歴はもちろん、リンクされたSNSやブログなどもじっくり拝見してから行うようにしています。
他に、転職・副業意欲のステータスもきちんと見ています。
仁多見:確かに意欲は「副業:積極的に探している、転職:考えていない」にしていましたね。
誰にでも送れてしまうメッセージではなく、僕の情報を集めるのにかなりの時間をかけてくれたことがメッセージを読むだけで伝わったので、その労力には応えたいなと思いました。
本業ではできない経験を副業先で行い、それを本業に活かす。副業は双方にとってメリットがある
現在の会社でも十分活躍されていると思うのですが、あえて副業に取り組もうと思ったきっかけや理由がありますか。
仁多見:現在の会社に入って1年ほどになりますが、実はその期間の半分以上はPM業務を行っていました。エンジニア期間がまだ短いんです。
一方で新しい人もどんどん入社してきて、自分の技術力が追いついていないのではと、じわじわ実感する機会が多くなりました。
本業にも新規事業はもちろんあるのですが、本当に何もないゼロの状態から、基盤を作って、開発を進めてといった経験はなかなかできません。
ゼロから作るのは労力はかかりますが、作るために色んなことを考えなければいけない。ゼロから立ち上げる経験を副業の環境でできれば、自分の技術力をアップしながら、得た知見が本業にも活かせるのではと思いました。
今回はまさに、ゼロから開発を任せてもらえていて、本業で採用していないアプリアーキテクチャを採用してみたり、新しいライブラリを使ったりしようと思っているので、やりたかった経験が実現できそうです。
1週間で16時間ほど副業されていると聞きました。本業と副業の時間を、どうやって使い分けていますか。
仁多見:平日の夜と休日を使って副業していますが、今はまだ副業を始めたてなので、いろんな時間の使い方を試しています。
例えば、朝ちょっと早く起きて2~3時間やってから本業の仕事に行くとか、逆に土日どっちかにまとめて稼働してとか、細かく時間を切ってやってみてとか。
一日丸ごと使えるわけではないので、時間の使い方も自分に合ったものにしようとトライ&エラーを繰り返してみています。
副業でも「任せてもらえている」と感じられるから積極的に動ける
情報共有やコミュニケーションはどのようにしていますか。
仁多見:基本的には、Slackで全部解決しています。オンボーディングにあたり「自分になんでも聞いてください」といったメンターの役割をしてくれる方がいたことは、特にありがたかったです。
休日関係なくメンションを飛ばさせてもらい、得たい情報を得られているのでスムーズに着手できています。
「任せてくれている」雰囲気がとてもあるので、まずは手を動かそうという気持ちで進めています。
「任せてもらえている」という雰囲気はいつから感じられましたか。
仁多見:副業を始める前に顔合わせをしたんですが、そこで「全部お任せします」と言われたので、「あ、じゃあそうします」という感じで文字通り受け取っています(笑)。自分のやることに、制限をかけなくて良いのはとてもやりやすいです。
児玉:顔合わせにはCTOの竹口も同席していたのですが、会話しただけで「仁多見さんに全部お任せした方が早いね」と合意できたので、ポジティブな意味で全部を任せることにしました。
仁多見:CTOの竹口さんがとてもポジティブで、話しやすい空気を作ってくれたのもありますが、顔合わせの時に「直近自分はこういう成果を出したい」ということも話したので、進捗のすり合わせのようなものが事前にできたのは良かったと思います。
副業を始める方には、副業を始める前から、自分がやりたいことや目標のすり合わせを副業先とも十分に行うことを勧めたいです。
児玉さんは副業の方との信頼関係を得るために、何か行っていることはありますか。
児玉:1on1は積極的に行っています。
弊社は良い意味で、社員と業務委託の方の区別しない社風なので、副業の方でも関わる人が増えていけば自然と他メンバーとの関係も深められると思います。
他には、納会などの社内イベントにも垣根なく参加してもらえるようにしています。それこそ、仁多見さんが進めているアプリのリリースができたら、一緒に盛大にお祝いしたいなと思っています。









